VR英会話の長所と短所

VR英会話ソフト・Smart Tutor(スマート・チューター)で1年間学習を続けてみた筆者が、使ってみて実感した「VR英会話の長所と短所」をお伝えします。
 
VR英会話にチャレンジしてみたいという方は、ぜひ教材選びの参考にしてみてください。このページは情報を随時追加していきます。
 

 

〇長所

〇人間が相手ではないので気を使わなくてよい

VR英会話の長所の1つ目はこれです。どうしても対人の英会話ですと、緊張してしまったり、しどろもどろになってしまったり、相手に気を使ってしまいます。ですが、VR英会話ではAIの架空の人物相手に会話をするので、緊張したり、気疲れすることはまったくありません。
 

〇いつ、どこでも英会話のレッスンができる

VR英会話は、専用の接続機器があれば、いつ、どこでも時間と場所を選ばずにレッスンをすることができます。出勤前、在宅ワークの合間、夕食後のくつろいだひととき、あるいは寝る前の10分間etc、ちょっとしたすきま時間に英会話の学習をすることができます。

〇発音が明らかに良くなる

VR英会話では、画面に表示された英文を音読します。音読した音声は、自分で聞き返すことができるだけでなく、AIが発音や流ちょうさ、話すスピードなどの観点から判定してくれるのです。そのため、自分の英語の発音のどの部分を直せばいいのかがすぐわかります。

 

 

×短所

×ブロークンイングリッシュに対応できない

VR英会話では、実際の人間と会話しているのではありませんので、ブロークンイングリッシュへの対応力を身につけることができません。VR英会話はあくまで教材ですのでAIの人物の話す内容は「聞き取りやすい」クリアな英語ばかりなのは確かです。VR英会話は、英会話の基礎を身につけるのにはベストな教材と言えますが、生きた会話をしっかり習得するには、やはり人間との会話をする必要があります。
 

×ちょっと値段が高い

VR英会話は、オンライン英会話と比べてレッスン費用が少し高めです。オンライン英会話が月に5,000円~10,000円程度なのに比べ、VR英会話は月額10,000円以上します。1年間使ってみた感想としては、「絶対に英会話が話せるようになりたい!」という意気込みの方には高くない価格だと思います。
 

×英単語が覚えづらい

VR英会話は、あくまで「会話」が重視されるため、わからない単語があった場合に覚えづらい気がしました。画面に英単語が表示され、和訳も同じく表示されるものの、VRゴーグル(Oculus Quest)をしたままノートに書き出すのは難しいのです。時事用語が多いレッスンの際には、英単語を覚える工夫が必要かもしれません。
 


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