Smart Tutorを2年半使ってみた
2020年の秋からVR英会話のSmart Tutor(スマート・チューター)を使い始めて約2年半がたちます。このページでは実際にVR英会話を使ってみての感想や、長所と短所についてお伝えしてみたいと思います。
VR英会話・Smart Tutorを1年使ってみた感想
すごく継続しやすく、英会話ができるようになっている!というのが率直な感想です。英会話のテキストを買ってきては勉強に挫折を繰り返してきた「超・飽きっぽい性格」の私自身、非常に驚いています。スマート・チューターのアプリでは、学習時間が自動で記録されます。「今週の学習時間は〇分です。目標は180分です」と画面に自動で表示されるため、それが暗黙のプレッシャーになり、「月に1万円の利用料のもとを取らねば!」と怠惰な自分でも継続できたのかもしれません。
VR英会話・Smart Tutorとは?
VRヘッドセットを使って、架空の空間の中でAI人物と会話をし、スピーキング力を磨いていくものです。まず、ネイティブが正しい発音で音読し、自分も続いて画面に表示されるスクリプトを読み上げます。
自分の発音は録音され、イントネーションや速度が適切かAIに採点されます。ネイティブの正しいスピーキングとどこが異なるのか?が画面に表示されるので、効果的に学習することができます。
なぜ続けられたのか?
結論からお伝えすると「24時間どこでも英会話の勉強ができるから」だと思います。会社員をしていると、仕事で忙しかったり、あるいはプライベートな用事があったりすると、勉強する時間が限られます。
しかし、Smart Tutorなら24時間どこでも専用の学習デバイス(Oculus quest)があれば英会話のレッスンができてしまいます。例えば「出勤前の10分だけ英会話の学習をしよう」ということも簡単にできます。帰宅後にも20分の時間を見つけてVR英会話の学習をするなど、細切れ時間を有効に活用できるのです。
VRの架空の人物相手のレッスンなので気を使わなくていい
加えて、話しかけるのはVR上の架空の人物(AI)ですので、気を使う必要がありません。AI相手に決められたスクリプトを音読し、その発音を判定してもらう。VR英会話・Sumart Tutorなら時間と場所を問わずにレッスンが受けられるのです。寝る前や起床直後など、誰でも英会話に使える時間は異なります。VRでのレッスンは対人ではないので、場所や時間を気にしなくていいのが非常に心地よいです。
効果が目に見える形で実感できるので楽しい
問題点はあったか?
一年間Smart Tutor(スマート・チューター)を使ってきて、大きな問題点は見当たりませんでした。しいて上げれば、発音の採点が若干甘目なことと、ビジネス英語コースなので、会話の内容が固めなことでしょうか。解約したくなるほどのストレスはまったくありませんでした。その他、学べるコースのバリエーションがもっとたくさんあれば、非常に魅力的な英会話学習ソフトになると思います。現時点では、非常に完成度の高いサービスだと感じました。
難点としては、VRゴーグルを着ける面倒くささでしょうか(苦笑)私自身が若干、閉所恐怖症であるため、30分以上VRゴーグルを着けると息苦しくなる感じがしますが、その他は面倒なところはありません。